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【新年のご挨拶】 ~代表取締役社長 中山 幹男~
2023年01月05日
皆さま、明けましておめでとうございます。
代表取締役社長の中山幹男です。
今年もA&Mコンサルトをよろしくお願い致します。
卯の年はどんな年になるでしようか。
株式市場では「跳ねる」という相場格言があります。
昨年は長引くコロナ禍、ロシア・ウクライナ戦争と暗い世界情勢でしたが、この言葉通り、
今までの状況を払拭するすばらしい年になればと思っています。
さて、当社ですがお陰様で業績も順調に推移しており、ご依頼をいただく各クライアント先の皆様の期待にお応えするために、
製造業設計技術者として経験豊かな2名を専門コンサルタントとして迎え入れます。
コンサルタントとしての経験、能力養成はこれからですが、一日も早くクライアント先の皆様のお役に立てるように育成、指導する所存です。
このような社内環境ですので、今回は人材育成についてお話をしたいと思います。
私事ですが、大学を卒業して就職した自動車メーカー、転職したコンサルティングファームでの1980年~1990年代の経営環境と
現在の経営環境の変化から人材育成の方法のあり方を考えてみたい思います。
私が働いたこの時代はまさに運命共同体組織であり教育方法はきちっとした教育セオリーはなく上司の背中(仕事の仕方)をみて、学んだ記憶があります。
コンサルティングファームでも現場教育が主体で、いきなりクライアント先に連れていかれ、コンサルノウハウを学びました。
本人の能動的、貪欲な学ぶ意識が大事で、受け身では何も得られない時代であったと思います。
バブルが崩壊した1990年以降から現在までは失われた30年といわれ、経済が低成長時代になりました。
各人のゴールが不明確で価値観が共有できず、モチベーションも低く、チーム、組織で仕事をすることが難しい時代になっていると実感しています。
この時代に私が受けた教育方法を実践してもうまくいきません。
本人が自分のゴールを明確にして、高いモチベーションを持ち維持できるように、仕事を良い意味で楽しめる環境を作ることが大切だと感じます。
モチベーションはやる気になる要因と言われ、外発的要因と内発的要因があり、
明確な自分のゴールを設定できるようにして、この二つの外発的、内発的要因を上手く引き出しながら
高いモチベーションを維持する事が大切です。
この様な考え方、人材育成の環境をつくり、当社の新人に対しても教育を進めたいと思います。