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「本当のダイバシティ(多様性)とは」 ~首藤 瞳~
2020年04月01日
皆さま、こんにちは!
A&Mコンサルト、広報とコンサルタントのアシスタントをさせていただいております、首藤瞳と申します。
コンサルタントでもない私が、ブログを書かせていただけることになり、大変うれしく思います。
さて、今回は私が様々な会社にお伺いさせていただく中で感じていることを書かせていただきたいと思います。
昨今、働く人たちの中には、色々な問題、人間関係、労働時間の増加、ハラスメント、家事育児との両立、など、自分にプレッシャーをかけることが多くなり、そのため、心の病気が多くなってきています。
今でこそ、働き方改革、女性活躍推進・支援など、積極的に取り組んでいる企業様もありますが、まだまだ浸透していないのが現状です。
そういった中、会社にとって、社員にとって、何が働き方改革なのか?何が女性活躍推進・支援なのか?を再度検討する時期に差し掛かっているように思います。
ただ、定時で帰る。時短をする。在宅ワーク。それをやっていれば働き方改革、女性活躍推進・支援ではなく、より働きやすい環境を構築する必要があるように考えます。
本当の働き方改革、女性活躍推進・支援とはなにか、それは、一人ひとり違う人間が集まり集団となった会社、全員の人間が、何不自由なく、同じように働ける環境だと思っています。
例にあげるとすれば、お身体の不自由な方が普通の方と一緒に同じ仕事ができる環境、理解。子どもさんがいるお母さまの在宅、時短勤務への理解。ご両親の介護をされている方。心の病気で悩んでいる方のための会社の理解。それを会社全体で推進・支援する。また、社員はその制度を使って、しっかりと成果を上げる。もちろん、社員同士のコミュニケーションも重要になると思います。
労働人口がどんどん減っていくなか、こういった活動が、この先の未来を見据えた、本当の働き方改革、女性活躍推進・支援につながるのではないでしょうか。
今までよりも様々な価値観を持った人たちで社会は成り立っていくようになります。
会社は社員のことを想い、社員は会社のことを想った上で社会に貢献するために成果をあげる。
このようなことを実行していくためには労働人口が少なくなる中で「各個人の生産性をあげる」ことが第一優先になるように考えます。
今までの仕事の仕方を見直して、時短でも在宅ワークでも同じ成果があげられるように改善活動を進めていかなければなりません。
会社は、「制度を構築する」。社員は、「仕事の仕方を変えるための改善を続ける」ことが重要になってきます。いつでも誰でも楽しくできる仕事の環境を会社、社員一丸となって構築するのです。
これが本当の働き方改革、女性活躍推進・支援です。会社と社員が双方にとっての働きやすく、仕事のしやすい環境を構築しましょう。
病気であっても、何か身体が不自由でも、お母さまでも、またお父さまでも。
誰にも引け目なく、気持ちよく楽しく、誇りをもって仕事ができる。会社に行くのが楽しみだ!と思える会社作り、組織づくりをすること。
まずは土台作りと継続性です。
土台がなければ、いくら「働き方改革」、「女性活躍推進・支援」をしても定着しません。
継続性がなければ、中途半端にやった感だけが残り、消滅してしまいます。
「土台作り」と「継続性」
これが本当に、今の会社と社員に必要な、一番のお薬になるのではないかと、私は思っています。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。