ブログ
【会社の柔軟性について】 ~首藤 瞳~
2023年02月01日
皆さま、こんにちは!
A&Mコンサルト、アソシエイトの首藤でございます。
今回はわたくし首藤がブログを担当させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は、会社の柔軟性についてお話させていただきたいと思います。
「会社の柔軟性」、「職場の柔軟性」また、それに伴う「心理的柔軟性」とは、どのようなことなのでしょうか?
例に挙げるのであれば、一番分かりやすい、コロナウイルスについてです。
パンデミック後、会社として、一個人としての行動やあり方が数年前と比べると大きく違っています。
以前は、自由な働き方として、テレワーク、フレックスタイムなどを積極的に取り入れている企業は10%にも及ばなかったですが、
現在、そのような柔軟性をもった働き方を取り入れている企業は75%近くにも上ります。
それは、会社として、社員を守るというところから、変革を遂げていったと思われます。
先日の大寒波の時も、会社の柔軟性が問われたことと思います。
ほとんどの企業が、午後から帰宅させる、や、交通機関の混乱を事前予想し、在宅勤務とする。
など、そういった対応をする企業が確実に増えているでしょう。
昔の働き方から比べると、こんなにも違っていいのか?と驚かれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
当社の場合、社員はいつどこで何時に仕事をしても良い、在宅勤務、フレックスを導入しており、小さなお子様がおられる、
両親の介護をしなければならない、また、自身のメンテナンスなど、社員全員が、安心安全に働くことができる環境を整えています。
そうすることにより、個々の仕事のクオリティも上がり、高いパフォーマンス、アウトプットが出せるようになりました。
では、このような制度をどのように検討し、うまく取り入れるべきなのか・・・。
少し掘り下げて考えてみましょう。
1.上司と部下(従業員)とのコミュニケーション
普通のことのように聞こえるかもしれませんが、これが実施できている企業は多くはありません。
また、部下(従業員)主導での上司とのコミュニケーションを取ることで、働き方や、仕事内容を決定していくこと。
要するに、「上司と協力して、個人としての適材適所、役割と責任、社員一人ひとりに最も適した時間、場所での働き方を決定していくこと」です。
このようなコミュニケーションの取り方をしている企業は少ないでしょう。
しかし、現在に至ってはこのような方法でコミュニケーションを取っている企業は多くあります。
2.生産性の向上
また、パンデミック前と後では、働き方も違えば、生産性も違ってきています。
企業によっては、大きく生産性が向上した、ということも大いにあります。
通勤時間が無くなった分、その時間を仕事に充てられる。
自宅での勤務で、慣れた環境での作業の方が仕事が進む、など、色々な意見がありますが、多くの企業で調査したところ、
コロナが終息したとしても、今の働き方を続けていきたい、という意見が多く出ているという結果となっています。
3.一番は社員を守ること
わたくしが、社会人として働きだした頃に、実際に上司に言われた言葉を思い出します。
「従業員、パートさんも含め、社員全員の大切な命を、俺たちは親御さんからお預かりしている。だから、何があっても社員一人ひとりを大切にし、守り抜く」
このようなことを言われました。
会社として、社員を守り抜くこと。
社員一人ひとりに安心安全な環境を与え、社員はそれに感謝し、仕事をさせてもらっているという自覚を持つこと。
これが大切なことだと思います。
今後の日本の環境変化、また、自然災害時に、そういった会社としての対応の仕方が、その先の企業の業績、存続を左右することになる、
と言っても過言ではないかもしれません。
今回お話しした内容を、少しずつでも実施していけば、もっと個人に合った働きやすい環境、また、
社員のエンゲージメント向上にもつながり、社員の会社への貢献へ繋がっていくのではないでしょうか?
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。