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【2022年 1年間の感謝の想い】 ~取締役専務 中山 聡史~
2022年12月02日
皆さま、こんにちは。
A&Mコンサルトの中山聡史でございます。
今年も残すところも1ヵ月になりました。
12月である師走はさまざまなイベントがあり、多くの方が忙しくされているのではないでしょうか。
当社も無事に1年間、社員全員健康で楽しく仕事をしながら過ごすことができております。
これもお客様、関係者の皆さまのおかげでございます。
感謝の想いでいっぱいです、ありがとうございました。
来年1年も同様に健康で楽しく過ごせるよう、1年の最後の12月を良い締めくくりをしたいと思います。
当の本人である私はと申しますと、11月まではお客様から多くのご依頼をいただきまして日本全国を走り回っておりました。
そのような中で私が最も課題に感じております設計マネジメントに対する書籍を出版することとなりました。
設計部門におけるマネジメント(設計リーダーも含みます)は、元々設計者であることが多く、
また、マネジメントをまったく教わらないまま、マネジメント者になることがほとんどです。
そのような方の本音や困りごとは、
「今まで設計検討や図面作成しかしていなかったのに、いきなりマネジメントをしろ!と言われても、
何をしたらいいのか分からない」との声をよく聞きます。
設計者は職人気質の方が多いのもあり、マネジメントがうまくできない、というのが現状です。
そのような方に向けて、そもそもマネジメントは何をしたらいいのか、特に設計部門におけるマネジメントの内容を
具体的事例を元に記載しましたのが、この「設計マネジメントの教科書」です。
一部ですが、内容に触れたいと思います。
Managementは日本語に直訳すると「管理」となってしまいますが、本来は管理をすることではなく、マネジメントは、
イタリア語が語源の「manus」であり、日本語に直訳すると・・・
「馬をならす」という意味で、本来は、「うまくやって成果をだす」ということです。
管理≒コントロールですので、管理自体は極力少ない方が生産性は向上します。
管理と聞くと、「いつまでに図面を作成する?」
「どこまでできている?」などの監視に近い管理を行っていませんでしょうか。
本来の設計マネジメントの本来の目的は「チーム活動により、成果を最大化させる」ための手段であり、
管理はマネジメントの中の1つの方法です。管理だけでは成果は最大化できません。
設計者を束ねてさまざまなアイデアの創出と共に付加価値の高い製品をこの世に創出することが
設計マネジメントの目的ではないでしょうか。
それらの内容をまとめていくと・・・
「創造的なアイデアを付加価値に変える具体策・方向性の取りまとめ。
また、方向性を検討する中にリスク回避(または保有)・最も効率的な生産性の実現を可能とし、成果を最大化させる」
これらの具体的なマネジメント方法をこの「設計マネジメントの教科書」にまとめました。
詳細な内容がお知りになりたい方は、ぜひお手に取っていただければ幸いでございます。
それでは皆さん、今年1年もあと1ヵ月ですので、来年に繋がるような良い月にしていきましょう。